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入社時から成長企業の新卒採用部門を1人で担っている畠山さん。自分で考えて1から業務を構築していく、その環境を「本当に楽しい」「自分に合っています」と笑顔で語ります。大学時は精力的に様々な活動を行うも、就活では明確な軸なしのスタート。その畠山さんが理想の仕事に就けた理由とは?

目次

1.学生時代:「この大学に爪痕を残す」。2つの団体を立ち上げた大学初期
2.キャリア選択の軸:軸が不明確だった就活開始時。ターニングポイントはある就活イベント
3.学生時代:大学最後の1年を捧げた就活支援。学生の成長が嬉しかった
4.社会人時代:一からの新卒採用業務構築。責任は大きいけど本当に楽しい
5.ビジョン:採用責任者のコミット「5年で新卒採用の成功パターンをつくる」
6.会社紹介:オイシックス株式会社
ライフライン_オイシックス_畠山様

学生時代:
「この大学に爪痕を残す」。2つの団体を立ち上げた大学初期

大学に入ってから力を入れた活動は、自分で立ち上げたアカペラサークルの運営と、アカペラがきっかけで開始した「芸術振興」の活動でした。

自分は中高一貫でずっと南山という学校に通っていました。大学は早稲田大学を第一志望で受験したのですが、不合格となったため、滑り止めだった南山大学に入学することになったのです。結果的に10年間もお世話になることになったこの学校に対して「なにか爪痕を残したい」という想いを持つにようになったのです。そんな折、たまたまアカペラを目にする機会があり、その時になぜか「よし、アカペラで南山に貢献にしよう」と思いました。愛知県はわりとアカペラが盛んであるにも関わらず、南山大学にはアカペラサークルがなかったことや、女子が多い南山大学において比較的女子から人気の高いアカペラは絶対にニーズがあるだろうと判断したこともあり、入学した4月の中旬頃に早速アカペラサークルを立ち上げました。

最初の1年間は12人のメンバーで、メインの活動であるアカペラもせず、ただの「カラオケ部」と化していました。しかし、2年生になった時に大学で開催された新入生歓迎イベントで勧誘活動したところ、40人くらいが興味を持ってきてくれて「これは今からきちんと運営していかないとやばい」と思い、そこから本気でサークル運営を始めました。「4年生までに部員を100人にする」という目標を立てて、マネジメントをしっかりしていくようになり、結果的に卒業時は115人まで増えました。
立ち上げメンバーだったこともあり、組織をマネジメントする立場が経験できたことで、人の意見に対する取捨選択が上手くなったと思います。目標や運営について、「無理だ」と言われることもあったのですが、根拠のない感情的な意見は聞かないようにして、論理的に筋の通った意見だけをしっかり聞いて改善に繋げるようにしていました。その結果、人に流されなくなりましたね。

「芸術振興」はアカペラサークルの活動を通して立ち上げを決めました。
背景としてはサークルの中にアマチュアバンドを作っているメンバーも存在しており、その中にすごく歌が上手い人が居たのです。しかし、なぜか輝けないことにもどかしさを感じていました。そのバンドが注目されず、大して実力のない人達がテレビに出て売れている姿を見ると「なぜなのか?」といつも疑問を抱いていました。また、漫画家を目指している後輩がいて、素人目から見てもストーリー構成や絵は上手いにも関わらず、それを認めてもらうには東京に行くしかないという状況にも違和感を感じていました。勝手ながら、日本人の芸術に対する感性に危機感を感じており、本当に良いものがもっと世に出て評価されるためのプラットフォームをつくろうと決めました。

最初に始めたことは、各アカペラバンドのライブ動画をYoutubeにアップすることでした。 そこで広告収入を得て、その資金で全国のアカペラバンドを岐阜に集めて大規模なライブを開催したこともありました。アカペラは各地方の中で流行っていたけど、全国で披露する機会が当時はなかったのです。「アカペラこそ、もっと全国的に輝くべき芸術である」という風潮はあったので、それに乗っかって200人近い出場者が岐阜のライブに集まってくれましたね。

キャリア選択の軸:
軸が不明確だった就活開始時。ターニングポイントはある就活イベント

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歌の上手い部員たちや漫画家になれそうな後輩が、世に知られることなく埋もれていることに違和感があり、「彼らの存在をもっと多くの人に広めたい」という動機で芸術振興の活動をしていたこととも関連するのですが、自分には「ニッチなものをマスに広げる取り組み」をしたいという強い想いがあるようです。ですから就活においても、地元ならではの人気旅館の存在を外部に発信したり、埋もれている美容師やマッサージ師の人達を紹介して売り出していったり、そんな事業を展開しているIT企業に惹かれましたね。

最終的に自分が入社することになる「オイシックス」という会社の存在は就活前から知っていました。
実は、最初から第一志望だったのです。大学2年生時の9月に「カンブリア宮殿」というテレビ番組でオイシックスが特集されていて、それが非常にかっこ良かったのですよね。当時、芸術振興の事業で悩み初めていたのですが、オイシックスは「ニッチなものをマスに広げる」という自分の想いと同じような目的でビジネスを展開し、成功を収めている会社でした。自分もゆくゆくは芸術振興の活動を本格的に行う予定なので、「この会社で修業を積みたい」と思うようになりました。

しかし、最初からそんな自分の想いや軸を明確に言語化できていたのかというと、そうではありませんでした。深く自己分析をすることもなく、「なんかかっこいいから」等、明確な動機や軸を持たずにインターンシップに参加したり、ベンチャー企業やIT企業を受けたりしていました。その結果、オイシックスはエントリーシートで落ちましたし、他の選考でも落ち続けていましたね。

就活におけるターニングポイントは3年生の2月に参加した「逆求人フェスティバル」という就活イベントです。経営者や採用担当者に学生が自己アピールして企業側からスカウトしてもらうというイベントなのですが、アピール前に自分のことを分かっていないとそもそも自分を売り出せないですよね。 それがきっかけでしっかり自分自身を内省しました。結果として、自分自身を本質的に理解することができ、「ニッチなものをマスに広げる取り組みがしたい」という自分の想いに気付くことができたのです。

想いだけでなく、自分の性格面でも本質が見えました。人の下で働くのが嫌、人から与えられる仕事をするのが本当に嫌いであるため、ある程度の裁量権を持たせてもらわないと無理、ということです。
それ以外にも、「〇〇(有名な大企業名)の畠山です」ではなく、企業の看板を背負わずに自分の個人名で仕事ができる人になりたかったこともあり、大企業ではなくベンチャーにしようという軸になりました。自分の軸を言語化できた結果、逆求人イベントに参加する前は不採用続きでしたが、参加後の選考では全ての会社で内定をいただくことができました。

就活を続けていく内に、いくつかの企業から内定をいただくこともできて、3月後半には就活を終えようとしました。しかし、自分自身に「後悔はないか」と問いかけてみたのです。
その時、第一志望であったオイシックスの選考がエントリーシートで落とされたことに、無性に腹が立ってきたんですよね(笑)。今の自分ならきっと面接までは行けると思い、すぐに選考に応募しました。オイシックスの選考には必ずインターンがあったので、インターンでお互いに深く理解した上で落とされるのであれば、納得して就活を終えられるなと思いました。

インターンに参加した結果、「やはり自分はこの会社に入りたい」と強く思うようになりましたね。
事業内容や仕事も面白いし、高島社長の近くで仕事ができることも非常に魅力的でした。
結果的に、ご縁があり内定をいただけたので、二つ返事で「行きます」と伝えました。

学生時代:
大学最後の1年を捧げた就活支援。学生の成長が嬉しかった

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就活を終えて、大学4年生からの1年間は逆求人フェスティバルの運営にほぼ時間を費やしました。学生のフォロー役として、20人くらいの学生のメンターを担当しました。

この活動を通して、学生が育っていく姿を見るのは本当に楽しかったです。メンターは1人の学生に対して1人でしたが、「みんなでこの学生を育てよう」という意識を運営メンバーで共有できており、各々が担当学生以外にも積極的に関わってサポートするような素晴らしい仲間達に出会うことができました。最初は浅い考えや表現で話をしていた学生が、最後には自分で深く思考できるようになったり、物事の捉え方が本質的に変化したりする、その姿を見られることがとても嬉しかったです。

逆求人フェスティバルでの就活支援を通して得た経験は人事として仕事を行う上で非常に役立っています。オイシックスでは入社時に希望部署を聞かれるのですが、自分は希望部署として「全国を飛び回れる部署」として希望を出したところ、商品開発と人事の二択になり、最終的には人事に配属となりました。就活支援の際に学生に対して面談を相当数行ってきたおかげで、人事業務には違和感なく入ることができましたね。

しかし、学生時代にメンターとして活動していた時と決定的に違うことは、面談時に「企業の志向性」を踏まえて考える必要があることでした。学生メンターを行っている時は企業に合う・合わない抜きで、人間性のみで向き合っていましたが、今は自分も企業に所属しているため、その企業の志向性を踏まえた上で学生と話しをしています。その結果、非常に優秀で人間的にも魅力があったとしも、企業の志向性に合わないという学生も出てくるため、その点は最初苦労しましたね。
しかし、今考えるとそれも新鮮で楽しかったです。

社会人時代:
一からの新卒採用業務構築。責任は大きいけど本当に楽しい

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新卒採用担当は自分1人しかいません。そのため、基本的には新卒採用に関わるすべての業務を担当しています。弊社は新卒採用を開始して4年目なのですが、まだ色々な制度や施策も固まっておらず、一から構築する必要があります。自分に与えられたミッションは「採用人数の確保」と「会社の志向性にマッチした質の高い人材の採用」で、それらを達成するためには基本的に何をしてもOKと言われています。

そのため、新しい試みとして初めてナビサイトを活用することや、優秀な学生との繋がりを構築するために各地方でネットワークづくりを行っています。責任やプレッシャーはもちろん大きいですが、人事の仕事は本当に楽しいですね。一から自分で考えて行う仕事が、やはり自分にはとても合っています。

上司からも「こうしろ」と言われることはなく、「俺はこう思うけど、お前は何故これをやっているのか?」というコミュニケーションの取り方をしてくれます。そこでお互い意見を出して議論ができるため、より良いものが生まれやすい環境だと思います。オイシックスには「1年目は黒スーツ」「最初は必ず営業から」「若者はまず下積みから」といった変な常識が一切なく、「結果が出せるなら何をしてもいい」という自由が与えられています。

会社内ではよく「ポジションを取れ」と言われます。入社年次は関係なく、会議でも遠慮なく発言して自分がどんな人物であるのかを発信しろという意味です。そうではない人は逆に必要ないというシビアな面もあります。しかし、そんな風土も自分には合っていますね。責任は重いけど、「生きている」って感じがします(笑)。

ビジョン:
採用責任者のコミット「5年で新卒採用の成功パターンをつくる」

自分は昔から日本人がすごく好きで、世界の中で日本人が正当な評価を受けていないことに憤りがあります。また、日本人自身が日本の素晴らしさを理解できていないという点にも危機感を覚えています。そのため、将来的にはそこの改善に全力を注ぎたいと思っています。
他にも、働かずにお金を得られるようになるために早く成長したいとか、日本のお城が大好きだから姫路城みたいにガチなお城を立ててお城に住みたいとか、そんな「夢」もあります(笑)。ふざけているのではなく、自分が頑張る根底にはこの夢があって、ここから逆算して、目標を細分化しています。

直近の現実的な目標は「5年以内に新卒採用の成功パターンをつくること」です。「このやり方でいけば必ず優秀な人材を一定数獲得できる」というパターンをつくります。一つの成功パターンができれば、その経験を活かしてベンチャー企業やスタートアップの採用制度を整える支援ができるかもしれない。その辺りは未定なので、まずは最初の目標を達成するために頑張ります。

また、上長からは「3年以内に採用責任者にする」と言われています。そのために畠山という人物を採用したからそうなってくれないと困ると言わんばかりの勢いで言われました(笑)。そんな会社の雰囲気がやっぱり好きですし、その期待に応えていきたいです。

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出身 愛知県
好きな言葉or座右の銘 感性で生きる
趣味 読書と音楽鑑賞(ROCK、オルタナティブ、EDM)
地球最後の日に食べたいもの 煮豆
今一番行きたいところ ドバイ
真崎

真崎

フリーライターの真崎です。「人のこころと足が動く記事」を目指して、就活系・社会問題系など合計7つの媒体で記事を執筆しています。
個人ブログ「真崎ですよ」
http://masaki-desuyo.hatenadiary.jp/
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真崎

フリーライターの真崎です。「人のこころと足が動く記事」を目指して、就活系・社会問題系など合計7つの媒体で記事を執筆しています。 個人ブログ「真崎ですよ」 http://masaki-desuyo.hatenadiary.jp/