新卒入社した会社で今年6年目を迎えた荒木さん。自分の仕事や会社の未来に対する目標を語る荒木さんは、12年間続けたラグビー人生の中で、全国優勝を始め数々の目標達成を遂げています。仕事にも関係する、「目標を達成して勝つチーム」の条件とは?


目次

1.学生時代:ラグビー全国優勝の経験が教えてくれた「勝つチームの条件」。
2.キャリア選択の軸:「お客さんが喜ぶものを売りたい」会社選びの決め手は”商品力”。
3.社会人時代/ビジョン:様々な職種を経験した5年半、次なる”目標”はマネージャー。

学生時代:
幼少期から自立心旺盛な子供でした。

【写真説明:学生時代に頑張っていたラグビー】

小学5年生から大学を卒業するまで、ずっとラグビーをしていました。
なので、学生時代はラグビーをしていた記憶しかありませんね(笑)。

あまり自分では覚えていないですが、昔はやんちゃな子供だったらしく、その有り余ったエネルギーを発散させるために、親がラグビーチームに入れたと聞いています。当初は体も強くなかったので、練習がきつくて倒れたり吐いたりしていましたが、1年くらい続けていると体力もついてきて楽しくなってきました。

中学はラグビー部のある地元の中学に進学しました。高校もラグビーを軸に選んでいます。中学の近畿大会で自分たちが最後に負けてしまった「啓光学園」というラグビーの名門校があり、「高校に入ったら啓光学園に勝つぞ!!」というのを目標に、多くのチームメイトと一緒に、ラグビーの名門である伏見工業高校に入学しました。

名門に入学したのはよかったのですが、高校で初めて、「右肩脱臼」という大きな怪我をしました。しかし、高3のときにはレギュラーになり、念願の「全国優勝」を成し遂げることができたんです。チームも「全国大会優勝」しか目標になかったので、もう本当にうれしかったです。
ラグビーの練習自体は大変でつらかったですが、目標があったからモチベーションは常に高かったですね。「優勝する」という目標を、全員がどれだけ信じて疑わないか。これが”勝つチーム”には絶対に必要だと学びました。
目標を意識し続けるために監督やキャプテンが常に部員に言い続けること、これが大切だと思っていました。高校のときのチームのスローガンが『信は力なり』。最終的に最高の結果で終われたのもあって、良いスローガンだったなと今も思い出します。

大学でもラグビー部に所属して毎日ラグビーばかりしていましたね(笑)。大学ラグビーでは、「関西大学ラグビーリーグ」という関西の大学ラグビーの大会があって、そこでAリーグに昇格することを目標に日々練習していました。サッカーのJリーグで言うJ1・J2みたいに、AリーグとBリーグがあるんです。自分の大学はBリーグでした。

当時、自分はキャプテンをやらせてもらっていました。高校での経験から、まず自分が目標にどれだけコミットして部員にも伝え続けるかを常に意識し続けていました。しかし、いちプレーヤーからキャプテンになったときに、仲間のあいだに一線を感じたり、言ったことを受け入れてもらえなかったり、なかなか孤独な役割だと感じていました。目標をただ掲げるだけでは、達成は無理です。副キャプテンなど、幹部にサポートしてもらいながら、全員の意識を目標に向かって統一するよう心がけていました。結果として、Aリーグに昇格することができたのですが、目標達成できたときは、本当に嬉しかったです。

キャリア選択の軸:
「お客さんが喜ぶものを売りたい」会社選びの決め手は”商品力”。

大学生活はラグビー中心の生活だったのですが、将来は「営業をしたい」と思っていたので、就活時は業界問わず営業職に就ける会社を受けていました。営業を目指すようになったのは、友人から営業の話を聞いて、楽しそうだと感じていたからです。それに、営業は成果がはっきりと見えるので、「自分の力がどこまで通用するのか試してみたい」と思っていました。

就活を進めるうちに、「商品力」がある会社がいいと思うようになりました。 売った相手が喜んでくれることが、仕事を続ける上でモチベーションになるのではないかと考えたので、扱う商品がどれだけ魅力的なのか、という視点を持って就活を進めていました。

出会った企業の中で一番商品力があると思ったのが、インターネットを使った宅配サービス「出前館」を運営する夢の街創造委員会でした。指定の場所に宅配可能な近隣のお店を表示して、ネットから宅配の注文ができるサービスで、大学時代に少しだけ手伝ったバイト先のピザ屋でも出前館から注文が入っていたので、知っていたのです。

便利でユニークなサービスに魅力を感じたこと、他にも、本社(大阪)勤務で転勤がなさそうだったことなど、自分が理想としていた会社の条件に一番当てはまったこともあって、この会社に入社することを決めました。他にも不動産会社からいくつか内定をもらいましたが、不動産はどの会社でも同じような物件を紹介できるので、「商品力」の面で魅力を感じなかったんです。

夢の街創造委員会に決めたのは、ゴールデンウィークの前後です。
そこで就活を終えて、残りの大学生活は卒業ギリギリまでずっとラグビーをしていました。

社会人時代/ビジョン:
様々な職種を経験した5年半、次なる”目標”はマネージャー。

【写真説明:社内でMVPを受賞した時の写真】

入社して最初に就いたのは「加盟店開発職」という営業の仕事で、飲食店を回って「出前館」の加盟店を増やすことがミッションでした。自分はこの会社の新卒1期生です。夢の街創造委員会の歴史を創っていくのにあたって、新卒である自分の役割は「会社に新鮮な風を送ること」だと思って、当初は仕事に取り組んでいました。

ラグビーは大学卒業と同時に辞めてしまいましたが、ラグビーと会社には共通しているものがすごくあると感じています。ラグビーは役割分担がはっきりしている競技で、それは会社も同様です。だからこの時も自分の役割を意識していたんだと思います。

日々の営業でうまく加盟を取れないことやクレームを起こすこともあったり、月の目標を達成できないこともあったりして、そんな時は力不足を感じました。しかし、総合的に見ると良い評価をいただいていたと思います。

入社して1年半ほど経ったときに、九州への異動のお話を突然いただきました。元々、転勤したくなかったので驚いたんですが、入社前よりも「いろいろ経験したい」という気持ちが強くなっていたので、二つ返事で「行きます」と伝えました。

九州での経験は新鮮でした。社員は自分とマネージャーの二人で、細かい雑務もやらなければいけなかったのが結構大変で、「会社を運営することって大変なんだな」と思いましたね。また、生まれてからずっと京都で暮らしてきた自分にとっては、地方に住む経験はこれが初めてでした。都会と田舎では経済の回り方や出前のニーズも違いますし、そもそも「出前館」を知らない人がほとんどでした。
1年間九州で勤務した後、大阪本社に戻り、加盟店開発職をもう1年やってから、今度は東京支社への異動の声がかかりました。東京に来てからは、部署が「加盟店開発」から「加盟店コンサルティング」に変わりました。既存顧客のフォローをする仕事です。

東京に転勤してからは、大型チェーンの本社の担当者がお客様になりました。売上を伸ばすための施策を提案したり、キャンペーンを打ち出したりと、「提案力」が求められる仕事だと感じていました。「お客様が求めている成果に対して、具体的に何をやれば、どれだけ期待値に近づけることが出来るのか」という仮説を立て、実践し、効果測定するところまでの一連のプロセスがこの「提案力」だと考えており、新たなスキルを磨くことができたと思っています。また、自分の提案したキャンペーンから、これだけオーダー件数や会員が増加したという結果がはっきり見えるので、それも大きなモチベーションになっていましたね。

そして、先月からまた部署が変わり、今は「出前館」自体のマーケティングを行う仕事に携わっています。今度は対企業ではなく、対ユーザーの仕事です。ユーザーに「出前館」を知ってもらい、何度もリピートで使ってもらえるように様々な施策を打っています。

今までの仕事とはまったく違う分野で経験や知識も少ないため、まだ成果を全然残せていないもどかしさはありますが、営業だけをやるよりも、マーケティングの知識もあった方が、今後の社会人生活を過ごす上で役立つだろうと考えているので、これも良い機会だと思っています。

今後の目標は、現在のリーダーという役職からマネージャーに昇格することです。社内でどれだけポジションを高められるかを常に意識しながら仕事をしています。「ネットで出前を注文する」という文化はまだ根付いていないですが、今後、ネットを使う年齢層が上がっていくと全世代がネットユーザーになる時代が来ると思っているので、「出前館」はこれからもっと拡大するだろうと確信しています。そこに自分もしっかり貢献していきたいですね。
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真崎

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フリーライターの真崎です。「人のこころと足が動く記事」を目指して、就活系・社会問題系など合計7つの媒体で記事を執筆しています。
個人ブログ「真崎ですよ」
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